奈良の和墨の老舗「古梅園」さまとお取引ができるようになり、固形墨からの磨り出しで墨を作り着せる製法に変更になりました。
そこで、「古梅園」のご紹介と、伝統の製法などをご覧ください。
《七世紀初め、中国から伝来した墨づくりの技法は朝廷や寺院の手に委ねられていました。時代を経て、室町末期に市中の造墨家として創業(一五七七年)した古梅園は、製墨法のさらなる研究を重ね、天皇家、将軍家の御用墨をはじめ多くの人々に愛用される質の高い墨づくりに成功しました。その技は今に引き継がれ、四百四十有余年にわたり墨業一筋につとめています。》