『ビーズ織りの講習会の開催について』
Natioビーズ織り機の開発で、「私でも織れる」・「楽しい織り」をコンセプトに、従来の織りのイメージを変えハードルの下がった取り組みやすい「織りの世界」を構築します。
この講習会は、アトリエ的制作の「技術者」や「講師の養成」で、販売を通じて一般の方々へ織りを身近なものに感じていただくとともに、「楽しいビーズ織り」・「美しいビーズ織り」を普及させることと、技術と技法の継承を目的としています。
織り機と付帯治具・針・糸と技法の開発で、一段と奇麗な仕上がりが期待できます。今までは経験と技術で仕上がりに差が出ていましたが、それを用具で補い、使い方とコツを講習で取得して短い期間でひと通りの作品が製作できるようカリキュラムを考えてます。ビーズ織りには、完成形の工夫とビーズの種類で無限の応用パターンがあり、奥深いものがあります。
織りは、まず完成形を決め、デザインでパターンを作成する事から始めます。そのため、パターン作成ソフトが重宝します。講習では推奨ソフトの紹介と使用方法も、必要な方にはレクチャーします。Natioで制作代行することも可能です。
《 特 徴 》
織り機と針の開発で、幅広の「バッグ」・「タペストリー」など大きなものの製作で、横糸を一気に通せて「表裏・横幅など一貫して織れる」機構で、はぎ継をなくして熟練と技法を簡素化できる事。
今までよりビーズの種類を増やすことで、多様な作品が創れて情緒と風合いも表現できる事。種類はNatioオリジナルの、特小六角・シリンダーSC(極小六角)・特中とAiko・デリカなど。
経験値などでの仕上がりの変化が少なくなるように、縦・横の糸の伸び率を考えた糸の選択と糸始末の簡素化など、一定の完成度になる技法を講習して満足度が上がるように考えてます。
必要な方には仕立ての方法も講習します。口金・ファスナー・巾着・トートバッグなど形状で方法が異なります。
《 これから 》
Natioの在り方・必要性は、用具・技法の開発と技術者・講師の養成です。受講者の皆さんがその後の生かし方を選択され、今までのカルチャーにない「新しい織りの世界」を構築して頂く事です。
カリキュラムの作成に時間がかかりますので、まず「モニター制度」を企画し、「織り機の使い方」の講習会を来年早々に開催の予定です。そこからフィードバックさせ、改良とカリキュラムへとつなげていきます。
刺繍と同じように、「NCC」・「ビーズクラブ」・「刺繡講習会」の方が対象です。各会場5名からスタートします。